富山市八尾(やつお)町に伝わる民謡行事「おわら風の盆」が1日、始まった。多くの観光客らが見守る中、編み笠を目深にかぶった踊り手が太鼓や胡弓(こきゅう)の音色とおわら節の唄に合わせて優雅な舞を披露した。3日まで。
秋の豊作を願う伝統行事で、300年以上続く。計11の地区から色彩豊かな浴衣などを身にまとった男女が集まり、農作業の所作で夜通し踊り流す。
越中八尾観光協会によると、3日間で計25万人以上の人出を見込んでいる。踊りは2日は午後3時、3日は午後7時から行われる予定。(田添聖史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル